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猫物語(黒)感想 [アニメ]

いまさらながら大晦日の深夜にやったアニメの個人的感想である

猫物語(黒)

阿良々木暦が春休みに吸血鬼の問題に巻き込まれた話が傷物語で
この話はその後ゴールデンウイークに起きた騒動であり時系列的には
二番目の作品である。ちなみに俺は傷物語は読んでいたりするので
傷・黒猫・白猫・化物語という順番のうち猫物語(白)は読んでないと
いう前提で感想を書こうと思う。
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#父親に暴行を受けた翼。そんな事をされても表面上では父親を嗜める
#ほど無意識に、心身共に偽りの行動を行っている

この作品は阿良々木暦が羽川翼を好きになれない理由とその訳の説明
話だと思った。傷物語でも化物語でさえも翼にあれだけ世話になって
おきながら、(パンツをもらうとか乳を揉ましてもらうとか、逃亡の際の
協力者になってもらったり勉強を見てもらったり、孤立している状態から
クラスになじむ切欠を作ってもらうとか、普通ではありえないほどの介入
度だったりする)それでいて戦場ヶ原ひたぎを選んでしまったのは、
自分の全てを曝け出してなくて、それでいて弱さの向かう矛先を阿良々木
ではなく自分で自分を解放させてしまったところにあるのだと思う。
だから怪異「障り猫」が取り付いたのは両親に復讐するまでで、その後は
羽川翼自身が生んだ新怪異「ブラック羽川」が自らの意思で暴れていた。
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#障り猫が憑依していると思われた状態では一変してキツくて傍若無人な
#性格になって大暴れ。しかも黒いエロ下着姿<これもストレス解消らしい

ある意味これは阿良々木暦がいなくとも世間には迷惑はかかるが自己解決
できうるものだし、その変化に対応しようにも本心だけは隠そうとするので
何も相談とか無ければ決して解決しきれないもである。後は阿良々木暦の
ほぼ半身でもある忍との関係で阿良々木暦自身はこの時点では自分は今後
幸福には成れないと思っていたのではないのか。それでも戦場ヶ原ひたぎが
現れて自分の弱さとか全てを見せ阿良々木暦に頼ってしまったのだから、
羽川翼にはものすごく恩と友情を感じてはいるものの、恋愛感情としては成立
せずに、自分の好意を直球で宣言した戦場ヶ原ひたぎを選んでしまったという
事柄の解説が、この作品の本意なのかなと思ったしだいである。

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#しかし障り猫なんてとっくに居ないので、この姿であっても行動原理をさせる
#罠を仕掛ければ、人の時であった表面上の羽川の性格が出てくる

「愛が欲しければ 誤解を恐れずに ありのままの自分を 太陽に晒すのだ」
という歌詞の歌があるけどもこの作品もそんな感じなのかな。秘めた恋心とか
弱さを隠して前に前進する事を美談にした作品とか世の中にはいっぱいもある
けど、刀語りとか見ているとこの作者は、このあたりをはっきりさせないと基本的
に男女をくっつけさせないっぽいって感じ。




追記
そういえば羽川に乳を揉ましてもたっら時に外したブラを阿良々木は、
結局は家に持って帰っていたっけなーw
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