Fate/Zero最終話

休みとなるとここんとこ必ず雨になるのでアニメの感想でも書いておきます



きのこじゃなくて虚淵がでしゃばって原作って点で個人的にはどうかと思って、小説の
方はスルーしてましたけど、アニメを見る分にはよくぞS/Nへの複線をうまく織り込ま
せて纏めたところとか、登場人物の心情をS/N開始時点に向かって同調するように
配慮し、それでもって尚も面白い物語展開とその結末にはえらく感動しました。

例えばセイバーがタコが嫌いってところにクトゥルフで苦戦した過去があったりとか、
見せ方はかなり苦しいながらも切継とは3回しか会話をした事がないとか、知らない
人なら指摘されないかぎり気づかれない様にうまく処理されてました。

で、アニメのS/N（Fate/stay night）の冒頭と繋がるのにはかなり無理の
あるラストでもあったけど、これはこれでかなり感動できる良いラストに
仕上げたものだと思う。

始まりの起源に戻るところなんてまるで最後の猿の惑星を彷彿させてくれますｗ
まあ俺がグダグダネタバレを言うよりは実際に見た方が早いので、できればＳ／Ｎを
見てから(もしくはゲーム版をプレイしてから)Ｚｅｒｏの方を見ていただきたい。
ちなみに春からのアニメ視聴はこれ1本で、前作は個人的に大絶賛してたエウレカとか
京アニの氷菓とか全く見てないです。＜へうげものの再放送は見てましたｗ

駄菓子菓子
猿の惑星といえば90年の正月の深夜にフジでシリーズ全てを一挙放送してたのを
見たのが最初かな。それまでは最初の1本目ぐらいはＴＶ放送で見てましたけど、
コバルト爆弾云々まで続きがあったとは全く知りませんでした。おかげでＢＧＭなんて
川口浩探検隊のテーマソングとばかり思ってましたし（ちなみに似たようなものだと
アメリカ横断ウルトラクイズのＯＰテーマはスタートレックのだったりします）ハイジの
裏番組でやっていた猿の軍団なんかみたいに近代建築の混じったスチールとかは
あっちでのパチものという認識でいました。


ＢＧＭやスタイルもそうだけど、このようにインパクトとそのありかたがその後に
他の作品に影響しまくっていて、今ではこの戻ってみたら他の生物が支配している
世界だったという設定はそこらじゅうで流用されまくって陳腐にもなってますが、
やっぱ漫画だと、竹本泉のねこめーわくが最高かと。


ここで後付け設定だけどキャットシットワンの方を思い出した方は、大至急で病院に行くことｗ